一瞬の気づきで輝く コーチングガーデン 2006年09月
次の日ケロリ―いつだって明日はいい日 次の日ケロリ―いつだって明日はいい日
タケウチ ユミコ (2006/07)
主婦と生活社
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絵本は子供だけのものではありません。これは大人向け絵本で、絵がとってもかわいく、すごく和みます。
いろいろなことがあっても、これを読むことで、不思議なことに心がとっても軽くなります。
さらに、絵の相乗効果が抜群です。

明日はなんだかやっていけそうな気がします。
だって、「まっいいケロ」ですから。
コーチング・マジック コーチング・マジック
平本 相武 (2005/02/22)
PHP研究所
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題名が、挑戦的かも。
マジックと言われるほどマジックかと言えば、そうでもないような感じがします。

様々なコーチングの手法から、いいとこ鳥をしたり、変化させたりして、独自の手法を編み出しています。社員が会社で働くときの意識レベルの違いを独自に4つに分け、それによりどのようにコーチングしたらよいかのノウハウが書かれています。
大変面白い切り口で具体的な対処方法も書かれており、なるほどと思うところがかなりあります。
自分の中に落とし込んで、使ってみたいなあと思います。

ひとつ疑問に思うのは、会社においては、個人の欲求を満たすことをした場合、会社の業務すべてが遂行できるとは限らないのでは、ということでした。嫌な仕事もあるのが会社で、それをしていく人がいないと、会社は成り立たないと思うからです。
自分の部下を“プロ集団”に変えるコーチング心理戦―全米ビジネス界を席捲 自分の部下を“プロ集団”に変えるコーチング心理戦―全米ビジネス界を席捲
杉沢 修一 (2003/02)
青春出版社
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まず、一言。
コーチングの本として読むなら、お勧めしません。

いろいろ考え方はありますが、これは「リーダーとしてのマネジメントはどうあるべきか」が書かれている本であり、また、スポーツ界のコーチとしてのあり方はこうだということの本だと思います。
コーチングはマネジメントの手法の一つではなく、あくまでも単なるコミュニケーションのスキルのひとつです。ですが、この本では、『コーチングをマネジメントの土俵に上げて(マネジメントの手法として)、今のコーチングの方法は甘いので、マネジメントには使えない』ということが書かれているのですが、それは違うように思います。
しかも、題名にも文章にもコーチングという言葉はありますが、実際のコーチング手法については、どこにも書かれていませんでした。
とても残念です。

コーチングのよいところは、人間の心理を基にしたところがあるので、理にかなっていることもたくさんあるのです。

それから、経営者の立場での考え方ができないとだめと、全体的に書かれています。それは、とてもすばらしい事だと思います。
経営者の立場とか、人のこととか考えていますといいながら行動できていない人がマネージャになっていることが多いので、そういう人に対して何かあればもっといいかなあと思います。

コーチングの本として読むのでなければ、ある種小気味よいかもしれません。 ある意味、コントロールすることが大事ですから、その手法の一つをあげて、その成果がすばらしかったことが書かれています。
ただ、書かれているマネジメントも戦略的には、少し古い体質のように感じました。

それから、プロとコマの考え方は、大企業などには役に立つかもしれませんが、人材の少ない企業には、難しいところがあるでしょう。
しかも、プロとコマの場合分けでは、論理的にきっちりと分けられていないように思います。
プロとコマの考えは、ある意味必要だと思いますので、この部分は残念です。

たとえば、上司が指示していないことを勝手にやってしまった部下に対して「そんなこと指示していないので、こういう風に修正しなさい。」と言ってしまうこともあると思います。

さて、これを言われた部下はどう思っているでしょうか。

  「いろいろ工夫してみたことなのに、そういう言い方はないよなあ。」
  「勝手にやってしまって、まずかったかなあ」
  「いけない。ちゃんと聞いていなかったなあ。」

いろいろあると思いますが、私の場合では、恐らく「一生懸命考えたのに、そんな事いうなんて、、、、」と思われたであろう事がありました。

当時の私は、“仕事が完了した”というのは、「指示した人が思ったとおりに物が出来上がったこと、しかも間違いがなく」が完了と思っていましたので、途中の段階で褒めたり、感謝したりなどをすることは考えてもみませんでした。

何をしたかというと、出来上がったものに対して“ダメ出しだけ”をしていたのです。そのハードルもかなり高かったと思います。

仕事をした本人は、いろいろ考えがあって工夫をしたのだと思いますが、私はそのことを認めようとはしていませんでしたし、私の考えを反映させることしかしていませんでした。

ここで、信頼関係が出来上がっていない相手だと、かなりの溝ができてしま
うこともあります。実際、その後のコミュニケーションは大変でした。


人は、どんなときにモチベーションが下がるかというと、存在が認められなかったとき、自分を否定されたとき、上司からああしろといわれたとき、、、、などなどがあるそうです。

ああ、、、まったくそのままやってしまった、という感じですね。


コーチングのスキルにアクノリッジメント(Acknowlidgement)があります。
日本語に訳すと「承認、確認、感謝」などになります。
「おはよう」や「元気」という言葉も、アクノリッジメント、つまり「あなたがそこに存在していることに気が付いている」というメッセージになります。
単純に、アクノリッジメントをすることにより、部下のモチベーションは下がることはなかったのです。なかなかそこに意識がいかないのですね。



私に必要だったのは、まずやってもらった行為を認めることだったと思います。
ねぎらいでも感謝でもよいのです。このことを早く知っていればよかったなあと思います。