一瞬の気づきで輝く コーチングガーデン 2012年09月
私は、人から指図を受けたくないって気持ちが人一倍強いのかもしれませんが。


がっかりするセミナーがなんと多いこと。

最近のセミナーや講演でよく聞くことは、
「○○だから△△したほうがいい」「XXしましょう」と命令のオンパレード。
一言二言だけじゃないってことですよ。


小さいころから説教や命令ばかりをシャワーのように浴び続けた私には、
そんな言葉も命令されているように感じます。

  うるさい!!
  あんたにそんなに言われたくない。

セミナー中に、頭の中でつぶやいています。


命令はちょっときついかもしれませんが、これらは、直接的に人に行動を促すための言葉です。
つまり、相手に行動してほしいことを「こうしたほうがいい」と直接的な言葉で表現しているということです。



そういえば、お金払って人の話を聞くのがアメリカ人で、無料でも人の話を聞かないのが日本人だというのを
どこかのコラムで読んだことがあります。


以前は、単に「そうなんだぁ~」って思っていただけだけど、
もしかして、これの原因は話すほうなんじゃないのかな?


先日、アメリカのイラク・アフガニスタン帰還兵が自分の貰ったメダルをNATO首脳会議の会場の方向に投棄するというセレモニーをテレビで見ました。
兵士一人一人が、会場にいる多くの人の前で一言だけ話しをして、メダルを会議場に向かって投げるというものでした。


下記のURLには発言が掲載されていますが、そのうちの一つを掲載します。
http://motleynews.net/2012/05/25/nato-protest-war-vets-return-medals-what-the-news-didnt-show-you/#

つたない日本語ですみません。

 私の名前は、アッシュ・ウールソンAsh Woolsonです。
 私は、軍曹でした。 私は'03年にイラクにいて、私がそこで見たものは、私を押しつぶしました。
 私は我々にこれで苦しんで欲しくありません。そして、私は我々の子供たちに二度とこれで苦しんで欲しくありません。
 そして、私はこれら(メダル)を返還します。

そう言ってこの元軍曹のアッシュ・ウールソンさんは、NATO会議の会場に向かってメダルを投げました。

この時の言葉は30秒もない短いものです。

それなのに、「戦争はこんなに酷いものだから即刻止めるべきだ。」なんて言葉を使わなくても、本当はそう言いたかったということがひしひしと伝わってきました。


日本では、こういう発言をしているのはあまり聞いたことがないなあと思いました。
きっと、「こんなにひどいんですよ、みなさん。だから戦争はやっちゃいけないんです。」って言いそうな気がします。


こんな風に人を感動させる話ができるようになりたいな。

最近びっくりしたこと。


「ちっともわかってくれない」と愚痴をこぼす人のほとんどは、伝え方が悪いんだなあって。
私の経験からすると、90%は堅いなあ。


しかし、、、

こんなにひどいとは思ってもみませんでした。


なんとなくそうかなと思ってはいたのですが、どんなふうに説明してみたのかを聞いても、
その場とは違う説明になるから、今までは実態が良く分からなかったんですけど、
とにかく「伝え方が悪い」ということが判明!


この1週間の間にあった出来事をあげてみました。


話すべき理由を話せないエンジニア

ある中堅エンジニアが「XXをやってください。お願いします。」というメールを出したところ、
「XXは、こちらでは△△という理由でできないので、○○に聞いてください。」という返事が。

実は、メールを出す前から、△△という理由でできないのは分かっていたのです。
なのにさらに聞いたってことは、もしかしたら何かあるかもしれないと思ったから聞くことになったはずなのに、、、、、

この人、なんと、話さないんじゃなくて、どういう風に説明したら相手が分かってくれるか分からないんです。
だから、相手からはいつも分かり切った返事しか返ってこないんだってば。

結局、謝りのメール入れて、もう一度最初から説明して、2度手間ですねえ。


なぜ良いのか言えていない販売員

「これ、XXにとってもいいんですよ。」
どういう理由でどのくらいいいのか、ちっともわからない。
どんな人にいいのかもわからない。

だから、あいまいな返事をすると、「こんなに良いものなのに~」と拗ねる。

いい理由を論理的に説明して~~~!

別にこだわっているわけではないけど、私が良いと思わなくちゃお金は出せないのよね。



共通の話をしているはずなのに、なぜか話がかみ合わないエンジニア

「4つのパターンを試さないといけないので、~~~(長いので省略)」とある人に仕事を頼んでいた。
4つのパターンと言えば、「きっとあれだろう」と想像していたら全くの別物ということが後で判明。

4つのパターンって何?と聞くと、その後に聞いた説明もそのパターンにそぐわないものだったので、
そのエンジニアは「もう一度確認してから説明します」って。。。。

忙しくて時間がないんじゃなかったっけ?
ああ~、だから時間が足りないんだ。



好きでない物件を勧めてくる不動産屋

「とってもいい物件が出ました。どうでしょう?」
良い物件と言われても、ちっとも乗り気ではない私。

なぜならば、私が要望した要素が考慮されてないと思われる物件だから。


要望と違うから100%嫌だというわけでは決してないのです。

人は要望と違うものが出されても、それに見合う理由があれば購入するものです。
ですから、提案するときの言葉が重要なんですけど、そんなことがまったくないから購入を見合わせる話をすると、、、

「北西でも、陽当たりは全く問題ないです。本当にいい物件なんですけどねえ」

北西で陽当たりがいい???

いい理由を論理的に説明して~~~!
あれ、これってデジャブ



人を動かすって、とっても単純なんだけどなあ。。。
できない人にとっては、とっても難しいけど。