【面接Q&A】面接で話す時の小さい声を直したい

【質問】
普段も声が小さいのですが、面接で声が小さいのが気になります。
このコロナで、マスクを掛けたまま話したり、衝立があったりなど、更に声が届きにくい状態になるので、余計に心配です。
実際に声が小さいと言われることもあります。
なので、今からでも、声が大きくなるように工夫をしたいと思いますが、何か良い方法はありますか?

これ、良くいただく質問です。
面接で、面接官に声が届かないというのは、自分の発言が分かってもらえていないということになりますから、致命傷になるかもしれませんね。

公務員の面接会場では、面接官と受験者の間の距離がかなりあります。民間だと大きなテーブルを隔てて座る感じが多いですが、公務員の場合は、テーブルもないので、より緊張している状況で声を出す必要があります。

そんな環境で、声が小さいために面接官にわかってもらえない事態になったら大変です。

実は、私も遠い昔に、声が小さいと言われたことがあります。
自分では精一杯出しているつもりでしたが、出ていませんでした。

それから、気を付けていただきたいのは、鬱の方も声が出ない人が多いです。
おなかに力が入らないのです。力を入れているつもりでも、どうしても力を入れることができない感じです。

それで、どうしたら大きな声が出せるのかという点ですが、ポイントは3つ。

  1. 姿勢を正す。
  2. 大きな声を出そうというのではなく、自分の声を相手に届けようという意識を持つ。
  3. 声帯も筋肉なので、発声練習で声帯を鍛える
  4. 腹筋を鍛える

1の姿勢を正すはどのようにするか、お分かりかと思いますが、頭が紐でつられているようなイメージを持つと分かりやすいかも。
他にも、いろいろなサイトに掲載されているので、自分の好きな方法でやっていましょう。

また、肩を少し後ろにするだけでも違います。
巻き肩という猫背の方に多いらしいのですが、肩が前に出ている状態ですが、ちょっと後ろにしただけで、正面から見ていても、すっきりした姿勢になります。

どうしたら姿勢よく見えるのか鏡を見て練習して、いつでも姿勢よくできるように癖付けしてみましょう。
声だけではなく、見た目の印象も全然違ってきますから、一石二鳥です。

2の声を相手に届けるイメージは、その言葉のとおりです。
このようにイメージするだけで本当に違います。

誰かに聞いてもらいながら、感覚を掴むといいでしょう。

3の声帯は筋肉なので、発声練習で鍛えるは、これもその言葉のとおりです。
ヴォイストレーニングは有効です。そして、活舌もよくなります。

声が大きくても活舌が悪いと聞こえないことになりますから、ぜひトレーニングしましょう。

4の腹筋を鍛えるですが、やはりおなかから声を出すので、ある程度しっかりとした声になるように腹筋は鍛えたほうが良いかなと思います。
腹筋に自信がない人はぜひ。

演劇部やコーラス部でも腹筋は鍛えます。
大きな声を遠くまで届かせるには、腹筋は大事だということですね。

他に方法はあるかもしれませんので、何かアイデアがあれば教えてください。

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