【子供の貧困対策】こんなだと思わなかった ヤングケアラーの実態

皆さんはヤングケアラーという言葉をご存じでしたか?
私は2021年くらいにこの言葉を知るようになりました。

ヤングケアラーとは
通学や仕事のかたわら、障害や病気のある親や祖父母、年下のきょうだいなどの介護や世話をしている18歳未満の子どもを指します。
学校を休んだり、進学や就職を諦めたりするケースもあります。


例えば、シングルマザーで仕事をしている場合、どうしても火事がおろそかになる場合があります。そんな時は子供が代わりに家事をします。そんな子供たちは、勉強する時間がどんどんなくなっていきます。

前回の記事で「令和3年度 子供の生活状況調査の分析報告書」より分かったことを書きましたが、この中で学習時間について、貧困の子供が裕福な家庭の子供よりも少ないことが調査結果で分かりました。

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また、ヤングケアラーに関する調査報告もあります。
日本総合研究所「ヤングケアラーの実態に関する調査報告書」
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=102439

NHKでも、アンケートを実施していました。

ヤングケアラー当事者1000人アンケート 支援届いていない実態明らかに
LINEリサーチにて実施「2022年4月12日~16日」
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20220506b.html

私が一番ショックだったのは、これ。
4人に3人は、自分がヤングケアラーだと思っていないことです。

自分の状況が当たり前と思って受け入れているのだと思いましたが、このような状況を何とかなくす方法を見出してほしいと思います。

国の施策として、厚生労働省のホームページに関連情報サイトが掲載されていますので参考まで。
https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer.html



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