「伊東市を盛り上げたい」高校生が地元産トマトでスイーツの開発
ということで、高校生がスイーツの開発に地元の農産物を使っているというニュースです。
静岡テレビのニュースで紹介されていました。
https://www.sut-tv.com/news/indiv/17180/
高校生が地元で生産されているトマト「アイランドルビー」を使ったスイーツを開発します。
アイランドルビーはあいら伊豆地区が平成28年からブランド化に向けて取り組んでいる調理用のトマトです。あいら伊豆地区の「あいら」、大地を意味する「ランド」、「ルビー」のような色鮮やかな赤色の果実をつけることから名付けれました。ピンポン玉ぐらいの大きさで、形は枕型です。一般的なトマトと比べ栄養成分の1つの「リコピン」が多く含まれるほか、加熱することで旨味とコクが増すとともに加熱しても変色しにくいといった特長があります。地区内の直売所や小売店で果実が販売されるほか、ジュースやジャムなどにも加工されます。
JAふじ伊豆のサイトの情報をお借りしました
https://www.ja-fujiizu.or.jp/localspecialty/tokusan/tomato.html
静岡県立伊東商業高校3年で地域戦略論を受講している4人は地元で生産されているトマト「アイランドルビー」を使ったスイーツの開発をおこなっています。スイーツのコンセプトやパッケージのデザイン、それに販売戦略などについてもやっているとのことです。
この高校では、2021年にはこの「アイランドルビー」を使ったトマトケチャップの開発もやっています。
「伊東市を盛り上げたいという気持ちと、やっぱり地元の学校なので地元を大事にしていきたい」
農業をやりたい仕事として考える場合、志望自治体の農業をどうやって盛り上げていくかのヒントになると思います。地元の農産物の消費拡大のために、今までのやり方ではなく、新しいやり方を考えていくことも必要です。
そして、新しいアイデアは若い人から生まれてくることもあります。
大学生もよいですが、地元愛の強い高校生とコラボレーションをすることで、大人だけでは思いつかないアイデアも出てくるのではと思いました。
その他にも、この静岡県立伊東商業高校では、観光ビジネスを選択している3年生5名が静岡大学の学生の皆さんと、伊東の漁業が抱える課題解決に関するワークショップに参加するなどをしています。
このように、商業高校と地元の第1次産業の課題解決をしていくというのは、生徒の未来のためにもなります。大学でもなかなか学べないことを高校生のうちにやっているのは、とってもいいですね。
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