最近、朝は「美爆音」のYoutubeを聞きながら、、、いや、見ながら起きています。これを寝起きに見ると、『今日も頑張っていこう!』と同時に、『今日も楽しんでいこう!』という気持ちになれるからです。
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、千葉県にある習志野市立習志野高校吹奏楽部の野球応援のあの素晴らしい演奏、それが「美爆音」と呼ばれています。習志野の応援が嫌いな方はごめんなさい。
爆音がなぜ美しいのか、いろいろと要因はあると思いますので、ちょっと考えてみました。これは、あくまでも私の思うところです。
- 練習量:朝から晩まで休みなく、かなりの練習量が必要のはず
- 技術:吹奏楽部全国大会で何度も金賞を取っているほどの実力
- 連携:指揮者、ボード、太鼓などが司令チームとなって全体を導く
- 楽しむ:全員が心から楽しんでやっている
Youtubeを見ていると、皆さんが本当に心の底から応援を楽しんでいるのがすごくよくわかります。青春真っただ中! どんなにつらい練習もこの「楽しむ」がないと耐えられないでしょう。
習志野高校には吹奏楽部の生徒が約200人いて、そのメンバー全員がこの野球の応援に駆け付けるそうです。全員が行きたいと。前日や翌日に吹奏楽の大会があっても、当日でなければ応援に行くそうです。吹奏楽の大会も野球の応援も、彼らにとっては同じ「自身の力を披露する場所」と感じているようです。
それくらい、応援することに喜びを感じ、愛しているんだなあと。
本人が楽しんでいないと、「やらされている」状態になり、やる気もなくなるでしょう。これは仕事も同じですね。
あるサイトでは、吹奏楽部を辞めたいという子たちの訴えが相談コーナーにわんさか来ているのには驚きました。いろいろな要因で、もちろん練習の大変さもあるし、本当に理不尽なこともあるし、子供の繊細な心には対応しきれず、回りへの相談もできず、このコーナーへの相談が殺到しているようです。辛さを乗り切ることには相当の覚悟が必要です。それと、楽しむことを見つけること。
「美爆音」習志野高校の凄さの秘密を垣間見れるブログもありました。
部活動で共に育つ!チーム習志野がマーチングで史上初の快挙を成し遂げた理由
習志野高校を中心にした関係者の対談ですが、この方たちが愛を持って楽しんでやっていることが良くわかりました。
そして、この文を書きながら、ある時期はちっとも仕事を楽しんでいなかった自分がいたなあと、しみじみ思い返しています。
ほんと辛かった。毎日泣いていました。
辛いことでも楽しみを見つけると、なぜか辛くなくなるのはわかっています。わかってはいますが、なかなか難しい。大人でも難しいのですから、子供ならなおさらでしょう。
一つには、見る方向が多角的ではないからというものがあると思います。多角的に見ることは難しいですが、それを普段からどのくらい行えているかということでしょうか。
先ほどご紹介したマーチングバンドのブログで、このようなことが書かれていました。
部活動では挨拶や清掃を基本としていますが、掃除したからといって楽器は上手くならないし、挨拶できるか否かが演奏に直結するわけじゃありません。でも、大人数で複雑な演奏をしたり、仲間と美しいハーモニーを奏でられるのは、実は奇跡的なことで、軽んじたら、様々なことが崩れてしまう可能性もあると思うんです。
例えば、各教室を管理している先生が、パート練習に使うことを許してくれなかったら、練習ができなくなりますよね。だから僕は、技術面だけじゃなく、挨拶や清掃などをきっかけに、日々の周りのことに気を配って、相手の立場に立って行動することの大切さに気付いてほしい。練習で困っている友達を気にかけることで、周りも人の気持ちを考えたり、改善する習慣が身につくと思うんです。
これはひとつの例ですし、もちろんこういうことで片付かない問題もありますが、挨拶や掃除の意味ってこういうことがあるんだっていることを分かっていたら、挨拶や掃除をやるときの気持ちが断然違うと思います。
そして、このような一つ一つの小さな積み重ねが、良い結果になり、楽しむにつながっていくのではないかと思っています。
それにしても、掃除が嫌いだ!どうやって楽しもうか悩む(-∧-;)
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