特別区は難しいところがありますね。
何が難しいって、面接カードの最初に書かれている質問の「特別区で挑戦したい仕事」を考えなくてはいけないからです。
そして、この内容について、プレゼンはしなきゃいけないし、面接では深堀質問がガンガン来るので、そのための準備は結構大変です。
どこの自治体でも、「入職したらやりたいことは何ですか」と言う質問は必ずと言っていいほど聞かれます。
どこまで本気でその自治体で仕事をやりたいのか、図るためです。
でも、特別区でやってみたいことと言っても、それぞれの区の特徴があるので、区全体の課題が何だか分からないので、難しいですね。
さらに「挑戦」と言っているので、ハードルが高いなと言う要素も必要になってくると思います。
特別区長会のホームページをいろいろ見てみると、このような資料がありましたのでご紹介します。
都区財政調整関係資料
令和3年度都区財政調整協議
資料:協議経過の概要
Ⅰ 令和 2 年度における都区財政調整協議の概要(pdfファイル)
http://www.tokyo23city-kuchokai.jp/seido/pdf/kyougi/r03_keika_gaiyo.pdf
この資料の4ページ「令和 3 年度都区財政調整区側提案事項」の冒頭に、特別区が取り組むべき喫緊の課題と言うのが書かれています。
その特別区が課題としているものは以下の通りです。
- 首都直下地震への備え
- 超高齢社会への対応
- 子育て支援策
- 社会インフラ老朽化対策
- 新型コロナウイルス感染症への対応
このほかにオリンピックもあるのだけど、もし今年に合格して入職する時にはオリンピックは終わっていると思うので、ここでは割愛しています。
また、特別区は「全国連携プロジェクト」と言うのもやっていますので、これもいいですね。
「特別区全国連携プロジェクト」のホームページはこちら
http://collabo.tokyo-23city.or.jp/
東京と地方とを対立する関係として捉えるのではなく、各地域がともに発展することを目指し、平成26年(2014)9月に取り組みを開始。
特別区全国連携プロジェクトパンフレットより
東京23区は、区民の日常の暮らしが、全国各地域における農林水産業などに支えられて成立してきたことを再認識し、各地域の人口が減少し衰退していくことは、区民の生活基盤も沈んでいくことにつながるという状況に向き合い、具体的な目標を掲げ23区が一体となってプロジェクトを推進。
この、プロジェクトの趣旨を理解し、どのように推進すべきかを話すとよいですね。
ここに挙げた取り組みを、ぜひご自身で調査してみましょう。
やり方は、やってみたい施策について、現状の状況と課題、その解決法などを考えてみるということです。
自分なりの考察が話せるとよいと思います。
コメント