なぜキャリアカウンセラーへの相談が重要か。倍率で志望先を選択して後悔しないために。

その選択は良くないなぁ・・・

後から思うと心の中に留めておけばよかったかなとも思うのですが、その時はついついクライアントさんにお伝えしてしまいました。
それは、国家公務員専門職の志望先の選択です。

みなさんは、どういう基準で志望先を選んでいますか?
国家公務員でも国家総合と国家一般では、そんなに迷うことはないかなと思います。
ですが、国家専門職はどうでしょうか?
もしかしたら、倍率で選んでいませんか?

確かに倍率で選びたくなる気持ちは分かります。
だって、どこかに絶対に合格したいですもの。
それに、公務員専門学校の先生に勧められたら、「それがいい」と思ってしまうのは仕方のないことです。

すでに応募締め切りの後で聞いたので変えようがないのですが、応募した志望先は、そのクライアントさんの性格にはあまり、というかほとんど合わないところだったのです。
ホント。

専門学校の先生がキャリアコンサルタントの資格を持っているなら仕方ないかもしれませんが、学力や面接における質問への回答の準備ができていたとしても、その人の性格によっては、つらい仕事になる可能性もあるのです。

このクライアントさんだけではなく、こういう倍率だけを重視した選択をする方は、以前にもかなりいらっしゃいました。
こういう方の志望動機ややりたい仕事を伺うと、ほとんどは中身が浅いのが特徴です。
また、関係するアルバイトをちょっと経験したことがあるというだけで、その方が有利だと言われたという話も聞きます。
残念ながら、ちょっとのアルバイト経験程度では、全然有利ではありませんから。

受かりたいという気持ちが強いのは分かりますが、受かればいいというのでは、受かった後の仕事のつらさで「こんなはずじゃなかった」って思わないようにしてもらいたいです。

だから、専門家であるキャリアカウンセラーやキャリアコンサルタントに、ぜひ相談していただきたいのです。まあ、こんな話をすると、自分のところに相談に来いと言っているという事になってしまうのが嫌ですが。

キャリアコンサルタントは、クライアントさんの今までの経験や性格、強みなどをお伺いし、向いている業種や業界などを提案することも仕事のうちの一つです。

間違った選択をして後で後悔するよりも、専門家に相談して、後悔のない選択をすることが重要ではないでしょうか。
キャリアは自分にとって大事なものであればあるほど、しっかりと考えていただきたいのです。

自分のキャリアをどのように捉えて未来を構築していきたいのか、そこをじっくり考えていいましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次