2020年の公務員試験はいつ始まるのか、受けようとしていた皆さんはやきもきしていたかと思います。どちらにしろ試験はなくならないので、正しく準備を整えて試験に臨みましょう。
社会人の方は、新卒で公務員を受けるのとは少し違ってきます。
その違いも踏まえ、社会人が公務員面接で合格する3つのポイントをお伝えします。基本は新卒も一緒です。
- 年齢に見合う志望動機と自己PR
- 地道でも、しっかりポイントを押さえた自己PR
- 筋道の通った転職理由(退職理由も含めて)
それでは1つずつポイントを見ていきましょう。
年齢に見合う志望動機と自己PR
皆さんは、志望動機や自己PRに年齢を考慮していますか?もしかしたら、年齢に見合う志望動機や自己PRがあるということをご存じない方もいたかもしれません。
27歳の人と35歳の人とでは、面接時の見るポイントが違ってきます。
よく考えてみてください。
27歳ならば、大学を卒業してまだ5年ですが、35歳の人はもう13年なのです。
13年も社会人をやっているなら、27歳と比べればそれなりの知識も技術もあるはずと思われてしまいます。まずはそこをしっかりと認識しましょう。
そして、13年なら13年なりの仕事の仕方をどのように身に着けてきたのか、きちんと説明できるようにしましょう。
それから、面接官が面接時に考えていることは、「この人は、この職場(もしくは自分の職場)に配属されたら、どんな働きをするだろうか」ということです。
つまり、職場のメンバーとどのようにうまくやっていけるかを想像します。
そして、同じ年代の基準となる人がいたら、その人と比較して、人物的に欲しい人だろうかと観察します。
基準となる人はどんな人なのかが知りたいならば、各自治体の「人材育成基本方針」(違う場合もあるが、ほとんどはこの名称)を見てください。
地道でも、しっかりポイントを押さえた自己PR
輝かしいPRがないとダメかもと思っている方もいらっしゃると思います。
でも、それは必要ないのです。
例えば「チームリーダーをやっていました。」「売り上げを2倍にしました。」そんな経験があったとしても、その中でどんな努力をして、どんな目配り気配りをして、どうやって成果を上げ、さらにそれを繰り返しできるようにどんな工夫をしたのか、そういう説明が必要になってきます。
筋道の通った転職理由
転職理由で引っかかる人が多いですね。
なぜならば、転職の理由のほとんどが人間関係トラブルだからです。
人間関係のトラブルで会社を辞めましたとは言えないので、他の理由を考える必要があります。
その時、筋道が通っていない転職理由になる人が本当に多いです。
「えっ、そんな理由で転職するの?」という軽い感じなのです。
採用側の気持ちを考えてみてください。
「そんな軽い理由で辞めるなら、きっとうちも簡単に辞めてしまうだろう。そんな人は採用できないな。」ということなのです。
人を1人採用するのに、多くの時間と労力が必要になるのです。
忙しい偉い人の時間を取っていただくのも、とても苦労するのです。
だから、採用はとても慎重になります。
少しでも??となった場合は、採用に至りません。民間ならあるかもしれませんが、公務員ですから、そこはきっちりしています。
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