公務員面接だけではなく、民間の採用面接でも大事なことは、自分の強みをどのようにアピールできるか、しっかりと考えることです。
だって、これ、自己PRですよ。
自己PRってことは、自分の売りをプレゼンするってことですよね。
今まで添削をしてきた中で、強みと、それを発揮したエピソードが一致した内容を書いてきた人は、不思議なことにほとんどいません。
エピソードは素晴らしい内容なのに、強みがちょっと弱い、、、というか、ものすご~~~く平凡。
もしくは、強みとエピソードがマッチしていません!
多分、エピソードを書き出しているときは、その強みを発揮していると思い込んでいるのだと思います。
エピソードを書き出したら、今度はそのエピソードをじっくり読んで、そこから発揮できている強みを、1つ以上書き出してみてください。
それから、ストレングスファインダーで強みを見つけるのは良いと思います。
しかし、もう一歩考えてほしいことがあります。
強みはその言葉でいいのか????ということです。
ストレングスファインダーは、34の資質から、自分の強みを見つけ出します、
例えば、ポジティブ、活発性、調和性、達成欲、戦略性、公平性、信念など。
そのまま持ってくると、「自分の強みはポジティブなところです」「達成欲が自分の強みです」となりますね。
皆さんはどう思いますか?
例えば、ポジティブと言われたら、きっと何事もポジティブに考える人なのだと思いますが、失敗は反省していないのかなどと思われる可能性もあります。
もう少し足して「どんなに大変なことも前向きに考えてやり抜く力」としたらどうでしょう?
おそらく、ポジティブな方も、思考だけではなく行動も伴っているはずです。ですので、その行動の部分も入れて、強みを発揮していることがアピール出来たら、どうですか?
また、「達成欲が自分の強みです」といわれたら、なんとなく欲深い人と思われるかもしれません。「欲」という言葉には、そういう気持ちが現れる感じがしています。
この場合は、「何事も諦めず目標を達成する力です。」としてみたらどうでしょうか?
この人だったら、どんな仕事も任せられるかも(ちょっと言いすぎ?)って思いませんか?
しかも、ストレングスファインダーで出てきた強みですから、それにまつわるエピソードだって、この変えたものにばっちり合うものが出てきますよ。
それだけ、今まで頑張って苦労を乗り越えてきたということです。
その苦労を無駄にしてはいけません。
ほんのちょっとしたことですが、もう一度「強みはこの言葉でいいのか?」と考えてみてください。
そして、このような感じで言葉を変えてみて、面接を悔いのないものにしてください。
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